Facebookの個人アカウントで、いいねを押しすぎたり、グループに過剰に参加したりするなど常軌を逸した運用をしていると、アカウントがロックされてログインが出来なくなります。
通常なら、免許証を写メしてFacebookに送信すれば、殆どの場合復活出来ます。
Facebookヘルプセンターの下記サイトにアクセスして、
https://www.facebook.com/help/185747581553788/
異議申し立てをクリックし、そこから免許証など本人確認書類を送信すれば復活します。
ただ・・・
色々な事情で、架空名義の個人アカウントを運用されているケースもあると思います。
架空匿名のアカウントは一度ロックされると、復活は不可能です。
不可能だと、私も思ってました。
でも、チャレンジしてみるもんですね。復活出来ました、しかもあっさりと・・・。
※画像はイメージです。
そこで、この記事では、「停止・ロックされてしまった架空匿名人物の個人アカウントを、再開復活させた方法」を紹介します。
架空名義のアカウントでは、免許証などは偽造になりますので、通常の本人確認書類の提出が出来ません。
しかし私は、Facebookのルールをキチンと守りつつ(架空アカウントが既にルール違反ですがw)、架空名義の個人アカウントのロック停止を解除してみました。
提出する本人確認書類を再度確認
下記のFacebookヘルプセンターでは、
https://www.facebook.com/help/159096464162185
運転免許証やパスポートなど「グループ1」に該当する証明書で、かつ名前と生年月日もしくは名前と写真が確認出来るもの「1つ」をFacebookに送信
- 出生証明書
- 運転免許証
- パスポート
- 婚姻届受理証明書
- 氏名変更届
- 生命保険証書または車両保険証書
- 運転者以外用の公的本人確認書類(障害者手帳、SNAPカード、国のIDカード、年金カードなど)
- グリーンカード、居住許可証、入国書類
- トライバルIDまたはステータスカード
- 有権者IDカード
- 家族関係証明書
- ビザ
- 年齢証明カード
- 在留カード
- 納税者カード
支払証明書や図書館カードなど「グループ2」に該当する証明書で、かつ写真または生年月日を確認できるものを「2つ」Facebookに送信
- 銀行口座の明細書
- 交通カード
- 小切手
- クレジットカード
- 雇用証明書
- 図書館カード
- 郵便物
- 雑誌購読の控え
- 医療の記録
- 資格証明書 (年金カード、組合員証、名刺など)
- 支払明細書
- 許可書
- 学生証
- 学校の記録
- 社会保障カード
- 公共料金領収書
- 卒業アルバムの写真(卒業アルバムのページを実際にスキャンしたものまたはその写真)
- 企業発行のお客様カード
- 契約書
- 住民票
- 卒業証書
- 宗教上の書類
- 認定資格または免許の登録証明書
- 資格免許証
このどちらかをFacebookに送信して確認が取れれば、ロックや停止された個人アカウントが復活出来ると解説されています。
Facebook架空名義アカウントの申請用の証拠作成手順
今回のような架空名義アカウントの復活に使ったのが、
・企業発行のお客様カード
・図書館カード(顔写真無し)
この2つです。
企業発行のお客様カードとして、既に退会済みの自分のスポーツクラブの会員証を使いました。
その他必要なものとして、
・テプラと印刷用の白テープ
・透明な粘着テープ
・Facebook個人アカウントのプロフ写真を印刷したもの
※実際に申請した時の名前やプロフ画像とは異なります。
これで準備は完了。
次に証明書作成手順です。
1.テプラで個人アカウントの名前を2枚印刷
※山田太郎の画像は、実際はFacebook個人アカウントのプロフ画像になります。
※かなり手荒で力技っぽいですが、実際にFacebookに送信した証明書とクオリティは同じです。
2.スポーツクラブの会員書に、印刷したプロフ写真とテプラで印刷した名前を貼り付け
3.図書館カードには、テプラで印刷した名前を貼り付け
4.カード全体を透明な粘着テープで覆い、写真やテプラの後付け感を無くす
これで提出書類は完成です。
そして異議申し立てへ
準備した証明書を異議申し立てから送信。
すると、2時間ほどであっけなくアカウントが復活しました。
今回、架空名義のFacebook個人アカウントが停止した理由は、ツールによるいいねの押しすぎでした。
そこで、問い合わせするときの文面に以下の内容を盛り込みました。
・お友達がたくさん増えて嬉しくなっていいねを押しすぎました、ごめんなさい
・乗っ取りに遭ったわけじゃない、自分で操作している
・仕事に使ってるので、社員とのやり取りが出来ず、社内業務に影響が出る
状況報告とともに、少し感情に訴えてみました。
Facebook広告アカウントの停止もそうでしたが、個人アカウントに限らず感情に訴えかけるのは良いかもしれません。
Facebookの想像を超えてみる
恐らくFacebookは、テプラやお客様カードに図書館カードを動員してここまでやるとは思ってなかったと思います。
ひと目で公的な書類であると分かれば、停止ロックを解除するのではないかと予想します。
毎日膨大な数の問い合わせがあるはずですから、1つの申請内容を細かく精査する余裕は無いはずです。
だからこそ、一手間かければ、Facebookの検閲の目をくぐり抜けることは、それほど難しくないです。
1時間程度の作業で、あなたの大事な分身アカウントが復活するかも?
個人アカウントは、Facebookページほどオーガニックリーチが絞られないので、上手く使えばSEOに活用できます。
また、友達が5000人いるだけで、ちょっとしたブランディングになります。
友達5000人のアカウントを量産してるような人で、アカウントをロックされた人は、試してみると良いかもです。
少しでも助けになれば幸いですm(_ _)m